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2023年2月23日 (木)

カートの中の愛犬は安全ですか?

最近はカートに乗せられている犬たちを見る機会が多くなりました。
年齢は様々なようです。

わが家がカートを使い始めたのは、初代ボーダー・コリー、クリスが15歳を過ぎて、散歩の途中で歩けなくなってからでした。
公園に散歩に連れて行きたいけれど、途中で歩けなくなってしまうと、15キロほどある犬を抱えて歩くのはちょっと大変です。

そこで、歩けるところまでは歩いてもらい、へたりこんだらカートに乗せて帰ってくるというのが日課になりました。

その後このカートは、息子犬が老いて歩けなくなった時にも使いましたし、現アシスタントや現見習いがチビの頃も、ワクチンの抗体があがるまでの社会化散歩に活躍しました。

そんなことから、カートの利用は子犬か老犬だと思っていましたが、小型犬の場合はそうとも限らないようで、居住環境が集合住宅の場合、共有スペースではカートやバッグの利用を義務付けられていることがほとんどなので、家の玄関からそのままカートに乗せて散歩に出られる方もいらっしゃるようです。

私がよく行く公園でも、多頭飼いの小型犬をカートに乗せていらっしゃる方をよく見かけます。

ただ、子犬や老犬でない場合、当然元気もいいので、カートから飛び降りる危険性がゼロではありませんし、アクシデントで犬が落ちてしまうこともあります。

先日とある公園を散歩していた時のこと、女性が小型犬2頭をカートに乗せて押していたとき、カートが何かに躓いて、前方に大きく傾いた瞬間、1頭がカートから転落しました。
幸い大事には至っていないようでしたが、見ていてヒヤリとしました。
なぜなら、かつて我が家の頑丈そうな犬たちと遊ぶ様子を見ていた男性が、「いいですねぇ。ウチの犬なんか、膝から飛び降りただけで骨が折れちゃって・・・。」と話していたのを思い出したからです。

見習いがチビの頃のカート散歩も、外が見たくて箱乗りしていましたから、必ず落ちないようにハーネスにリードを着けてカートに結んでおきました。

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下手に長さがあると、飛び降りて首をつらないとも限らないので、飛び降りられない長さがポイントですね。

元気なうちは、なるべく自分の足で歩いてもらうと、運動になるだけでなく、様々な刺激も受けて、ほどよい疲労感を感じてもらえるはずです。

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