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2023年2月 9日 (木)

愛犬は外でも一緒に遊んでくれますか?

以前は、犬とどうやって遊べばいいのかわからない人が多かったようですが、最近はみなさん、楽しそうに愛犬と遊んでいらっしゃいます。
ボールを投げて持ってきてもらったり、ロープで引っ張りっこしたり、あるいは何かのトリックを教えたりと、犬と一緒に楽しめることを、きちんと共有されている飼主さんは沢山いらっしゃいます。

しかし、同じように外で遊んで下さいとお伝えすると、「家の中限定です」とおっしゃる方は少なくありません。
なぜ外では遊べないのでしょうか。

理由のひとつは、外には飼い主さんと遊ぶよりも、もっと刺激的なものが沢山あるからです。

見習いが散歩デビューをした当初、ロングリードを着けて原っぱに行ったので、こちらとしては、思い切り大好きなおもちゃを投げて、取りに行ってもらおうと思っていたのですが、いざ自分の脚で原っぱに立ってみると、地面の匂いやら、遠くで遊ぶ犬や子供たちが視界に入って、私のことはすっかり忘れてしまったようです。

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母とはいつでも遊べるけれど、今ここにあるものは家に帰ってもないから、今を満喫したいといったところでしょうか。

子犬が様々な物やことに好奇心を持ってくれるのは大事なことなので、こちらとしてはその時間も大事にしてあげたいとは思いますが、飼い主のことを全く忘れてしまわれても困ります。
だからと言って、心ここにあらずの時に、遊びを強要したところで、犬は楽しくありません。

とりあえず、見習いとコミュニケーションを取るためには、見習いが私に気づいてくれたらクリッカーを鳴らしてご褒美をあげることを繰り返し、ようやく、外での私の価値も少しあげることが出来ました。

日々外での私の価値を少しずつあげながら、外でも遊んでくれるようになり、最近はようやく私の声が耳に届きやすくなってきた見習い。

今日はたまたま楽しそうに遊んでいる犬と遭遇し、一瞬気持ちがそれて、かつてのようにすっ飛んでいきそうになりましたが、「コイ!」とはっきり伝え、戻った時にすぐにおもちゃで遊んで、集中を戻すことが出来ました。

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ハンドラー(飼い主)への集中は、集中しないと叱られるからではなく、集中した方がいいことがあると犬たちに理解してもらうことがポイント。

まだまだ先輩犬たちのように、「次は何やるの?」とまでは行きませんが、少しずつパイプを太くしていく努力は欠かせませんね。

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