若犬のメンタルサポート
愛犬とドッグスポーツをやろうと思っている人は、それぞれのドッグスポーツに必要なスキルを愛犬に教えていきます。
アジリティであれば、それぞれの障害物のクリアの方法、フライングディスクであれば、ディスクキャッチの仕方、ドッグダンスであれば、様々なトリックやヒールウォークのスキルを教えるものですが、若い犬の場合は、スキルだけでなく、メンタル面のケアが必要になってきます。
簡単に言えば、様々なディストラクション(気になるもの)があっても、平常心を保ち、ハンドラーにフォーカスし続けることを教えなければなりません。
実際にはスキルよりも、メンタルのサポートの方が難しい場合が多いようです。
よくある話が、「家では出来るのに」というもの。
単純な「オスワリ」や「マテ」といった日常生活に不可欠な行動と同様に、家や馴れた場所で練習では出来ていても、普段と違う場所や、競技本番に近い環境であったりすると、なかなか集中が取れないのは普通のことです。
いつでも、どこでも、愛犬の持つ能力を最大限発揮できるようにするには、メンタルのサポートが重要なポイントです。
さて、今日はオビディエンス(服従訓練)をベースにしたグループ練習を行いました。
我が家の見習いにとって最大の課題は、まさにこのディストラクションの中でのメンタル強化です。
人も犬も好きで気になる見習は、視野内に入る人や犬に挨拶に行かないと気が済まないタイプです。
行ったからと言って執着するわけではないのに、とにかく自己紹介に行かないといられない見習いと、他の犬や人がいる中での練習は経験値をあげていく中でも重要な課題です。
まずは、他の人や犬たちと並んで座ってじっとしていること。
簡単そうに見えて、実は見習いにとってかなり高いハードルです。
スチュワード役の人が後ろを通っただけでも、首と一緒に体も動いてしまいます。
毎朝の練習では、私が後ろに立っても大分落ち着けるようになってきたものの、さすがに他人の刺激は桁外れ。
修行の道は始まったばかりです。
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