甘噛みの話し
恐らく以前にも書いていると思いますが、リマインドのつもりで書きます。
子犬育てのお困りごとのひとつに「甘噛み」があります。
読んで字のとおり、甘く噛むことを言います。
では、「甘く」とはどういうことなのか。
子犬は何でも口に入れようとします。
人間の子供と違い、手で触るより前に、口で確認するのです。
口に入れて噛んでみる。
噛み心地が良ければ、もっと噛む。
ダイニングテーブルの脚やソファのクッション、家の巾木など、口が届くものは大概子犬の被害に遭っています。
同時に、常に子犬に関わる人間の手もお気に入りです。
適度の柔らかさで噛み心地もよく、ぬくもりもあるので、子犬としてはじゃれたいもののひとつです。
いわゆる、人間の赤ちゃんのおしゃぶりと同じです。
特に子犬の目の前でヒラヒラしていると、格好のオモチャになってしまうこともあるので、注意が必要ですが、ただ口に入れて、噛んでいることが楽しい場合もあります。
しかし、時に力が入り過ぎて、人間の肌が傷つくことも。
特に小さいお子さんの皮膚は大人の皮膚と違ってデリケート。
小型犬の歯でも十分傷つく可能性があります。
そんな「甘噛み」に対して、ご家庭によっては、まったく認めないとおっしゃるところもありますが、我が家では、甘えているときのおしゃぶりは許容しています。
もちろん、力が入り過ぎたときはきちんと「痛い」と伝えますが、特に叱るようなことはありません。
ただ、「痛い」と伝え、子犬が止めたら、「お利口さん♪」と褒めるだけ。
止めずに続けたら、「痛いよ~。」とその遊びを中止するだけです。
子犬同士の遊びの中でも、一方的に片方がもう片方に噛みついているシーンをみかけます。
本気の喧嘩ではなく、じゃれあっている状況ですが、力が入り過ぎれば、噛まれた方は「キャン!」と声をあげて、その場からいなくなります。
つまり、相手が痛がることをすれば、楽しい時間が終わってしまうと、子犬同士のコミュニケーションの中においても、暗黙のルールが存在しているわけです。
このような遊びの中で、子犬は力加減を覚えていくので、叱る必要も、圧をかける必要もありません。
痛かったら痛いと伝えるだけです。
さて、我が家の見習いは時々お口が出ます。
甘噛みの時は何も言いませんが、お勉強中に「カプっ」と来るときがあります。
この「カプっ」は甘噛みの延長線にあるので、当たった時は「あれ?」と言えばすぐ気づきます。
本気で遊んでいるときに、アクシデントで私の手に歯が当たって流血することもしょっちゅうですが、これに関しても単に「痛い!」と言うだけ。
少しずつ加減を覚えてくれればいいのです。
遊びの中で、歯が当たると痛いからと、鍋つかみや革の手袋を使う人がいますが、これは逆に子犬が力加減を覚えられないので、いつまでたっても、強く歯を当て続けるようになります。
子犬の成長をサポートしてあげることが大事ですね。
※本気で噛んでくる場合は、早めの対応が必要なので、プロにご相談ください。
例えば犬にとって気に入らないことをしようとしたときに噛む場合がそれにあたります。
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