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2022年12月19日 (月)

「吠え」のはなし

先日、見習い2号の「吠え」の話を書きました。
視界に急に犬がとびこんでくると、警戒心と興奮とで「ワワワン!」と吠えます。
そのまま犬が通り過ぎていくような場合は、特に吠えは続きませんが、近寄って来そうになると吠え続けます。
この場合、挨拶出来れば吠え止みますが、「吠え」を止めさせるために毎回知らない犬に挨拶をさせるわけにはいきません。

そこで、2号と練習していることは、距離が取れる場所で犬が視界に入ってくる場合は、2号より先に気づいて、2号のアテンションを取ること。

日常的に、他犬との距離が取りづらい一般道での散歩中は、極力犬を避けて歩きます。
道を曲がったり、Uターンしたりと、さりげなく他犬との距離が縮まないようにしています。
吠える習慣をつけたくないのと、吠えることで相手に嫌な思いをさせてしまえば、当然相手に謝ったりして、自分の犬に意識を集中できなくなるからです。

こんなことを書くと、最初からそんなことをするから犬に興奮する犬になるんだ。と言われそうですが、最初からとても犬に対してはフレンドリーな子で、どんな子に対しても、いわゆる笑顔で寄って行って、追いかけっこに誘ったりするものですから、うっとうしがられるタイプです。
寄っていくときは常にスライディングするように、相手の下に入って挨拶をします。
「私に敵意はありませんから。」と全身で表現しています。

広い場所で、相手の犬が逃げられる環境であれば2号に任せますが、相手がリードに係留されていたり、犬が苦手な犬だった場合、2号の突撃行動は嫌われる行動でもあるため、距離が取れない街中での挨拶は知人以外にはさせていません。

それでも、行きたがる2号。
精神的にもう少し大人になって落ち着けるまでは、2号が嫌な思いをしないためにもマネジメントは必要なので、誰彼構わない挨拶は遠慮しています。

今2号に必要なのは、相手を見ても興奮しないこと。
犬は周りにいて当たり前なので、いちいちお祭り騒ぎをしないで通り過ぎることを学ぶことです。
(我が家ではこれを「ウナギ踊り」と言っていますが・・)

今朝も練習中に、先日の小型犬が登場しました。
最初はお勉強に集中して気づかなかった2号。

202212190 

途中で気づいて目がいきましたが、吠えるのは踏みとどまりました。

202212191

他犬が苦手な犬の場合も同様です。
他犬との距離を縮めすぎれば、犬にとってストレスになり、吠えの原因となります。

距離を取って、安全が確保できることを学習しながら、他犬がいても自分には関係ないと思えるようになるまで、少しずつ犬馴らしの練習をしていきます。

吠えることはある意味犬にとってストレスですので、できるだけ吠えない状況が維持できるようにサポートしていきたいですね。

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