いい経験値をあげる
今日は午前中N君のプライベートレッスンがありました。
N君は他犬を見ると吠えてしまうという行動がある時期から出始め、ずっと続いていたので、その改善を目指して秋から頑張ってくれています。
街中での他犬との出遭いはどうしても距離が取れないので、過剰な反応が出やすくなりますが、大きな公園の場合、相手との距離がとりやすいこともあり、ハンドラーへのフォーカスを習慣化することで、他犬の刺激に過剰に反応しにくくすることが出来ます。
そこで、見習い2号にも手伝ってもらい、少しずつ「大丈夫」を増やしていくことにしました。
2号は前回ちょっとテンションが高かったので、早々に退場となりましたが、今日は最後までレッスンに参加することができました。
故アシスタントであれば、自信を持ってヘルパーをお願い出来ましたが、1歳ちょっとの2号は、本犬自体が犬の近くに行きたいタイプですから、じっとしていることをお願いするのが大変です。
それでも、N君が多少吠えてもまったく動じることなく、時折N君がこっそり近づいても過剰反応せずに伏せていることができました。
逆に、N君には馴れてしまって反応が大分低かったものの、初めて遭う他犬には、数回突撃しそうになるという、まだまだ修行が足りない見習いでした。
一方N君は基本のトレーニングも頑張ってくださっていて、今日は少し離れても「マテ」が出来るようになりました。
犬のある行動ひとつだけを変えようとするのではなく、犬との関わり方から見直していくと、案外早く効果が出るかもしれませんよ。
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