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2022年11月16日 (水)

ハウストレーニングのはなし

昨日「分離不安」の予防や対策として「ハウス」の活用について書きました。
常に飼い主さんにアクセスできる状態ではなく、落ち着いて一人でいる時間も作るという意味からです。

子犬のハウストレーニングは、ハウスに美味しいものを投げ込んで、子犬が自分から入りたくなるような環境づくりから始めます。
ハウスにネガティブな印象をつけないように、扉を閉めるのはハウスに馴れてからです。

「ハウス」のキューは子犬がトリーツに釣られたとしても、自分から「ハウス」の中に入って行かれるようになってから付けていきます。
まだ「ハウス」に入れない子に「ハウス」のキューを連呼しても、ハウスに入ることとの関連付けは出来ないからです。

一方、ある程度「ハウス」のキューを理解していたとしても、「ハウス」にネガティブな印象を持っている犬に対しては、「ハウス」のキューはあまり使わないで、まずハウスに入りたくなるような環境づくりから始めます。
つまり、犬が好きなトリーツやおもちゃをハウスに投げ込んで、犬が自分から入ることを選択するのを待ちます。

場合によっては、入った後からトリーツを投げ込むのもありです。
ハウスでご飯を食べてもらうのもいいでしょう。

いずれにしても、一度ネガティブな印象を払拭してから、改めて「ハウス」のキューに反応してくれたときにきちんと褒めてあげることが大事です。

悪戯をしたから「ハウス」に入れたり、留守番のときだけ「ハウス」に入れるといった使い方はなるべく避けるようにしましょう。

日常生活にハウスが溶け込むような使い方をすることで、ハウスは犬にとっては好きな時に入って休み、場合によっては入るように言われても気持ちよく向かえる場所にしてあげることが重要なポイントです。

我が家の犬たちも、家の中でのハウス活用だけでなく、車の中や遠征中の待機場所としてもハウスを活用しているので、私が視界から見えなくなっても落ち着いて待っていることができます。

202211161

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