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2022年11月26日 (土)

犬に安心と安全を提供する

JAPDT主催のカンファレンスは今日も続いています。
ちょっとバタバタしてしまい、ところどころ生で見られていない部分もありますが、アーカイブになってからゆっくり見直すことにしましょう。

昨日お話ししたLaura Monaco Torelli氏の動画の中に、ひとつのケージの中にいる野生動物に対し、別々(距離を取って)に食事を与える場面がありました。

食べ物がからむといろいろ問題が起きるのは人間社会でもあること。
動物の世界にだってある話です。
特に多頭飼いの場合、速く食べてしまった子が、遅い子のごはんを横取りするということは少なくありません。
横取りされまいとすれば、当然そこには喧騒が生じます。
そうならないための策を考えるのも、管理する側の責任でしょう。

我が家の初代ボーダー・コリーの母子の話しですが、家の間取りの問題もありますが、母は単独のフードボウル、娘と息子は2つ並べられるフードボウルスタンドで当初は何事も無く食べていました。
しかし、ある時、息子の方が早く食べ終わってしまったあとに、娘の方に顔を突っ込んで喧嘩になりそうになりました。

以来、娘の方はボウルが並べてあると落ち着いて食べられないので、食器に近づくのを嫌がるようになりました。
そこで、2個のフードボウルの間に、今のご時世に見られる衝立を置くことで視線を遮ったところ、2頭一緒にまた食べられるようになったのです。

もちろん娘の方はさっさと食べ終わると、そっと後ろに下がってからその場を離れるという彼女なりの方法を学んだようです。

兄弟姉妹であっても起こるのですから、普通の多頭飼いであれば起きても不思議はありません。
心の広い犬ばかりではないからです。

見習い1号と2号は各々ハウスで食べる習慣を付けました。
お互い安心して食べています。

202211261

ハウスと言う環境自体が安心できる場所とすでに理解していることもあり、お互い急ぐことも無く、自分のペースでごはんが食べられているので、問題も起こりません。

食事一つとっても、安心できる環境で食べさせてあげると、早食い防止にもなりますね。

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