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2022年11月27日 (日)

噛みたい気持ちはどう切り替える?

今日は、もうすぐ生後4か月になるパピーさんのカウンセリングがありました。

お悩みの内容のメインは「噛みぐせ」だそうでした。
そこで、サークルの中に入って頂き、現状観察。
確かに足を狙って噛みに来ています。
恐らく痛いので、室内履きを履かれていますが、噛むパワーはますますエスカレートしていきそうです。

そこで、私もサークルに入れていただいたところ、最初はこの侵入者に対して、匂い嗅ぎに忙しくて噛むどころではありませんでしたが、床に座ってみると、足やら手やらにカプカプきます。
確かに歯が尖っていて痛いですね。

噛みたい気持ちにはいろいろな意味があります。
でも、その中に憎らしくて噛むという理由はありません。

お話を聞くと、興奮するとさらにヒートアップしてしまうとのことでしたので、基本は興奮させないように接するようにお願いしました。

体は小さくても、一応猟犬の血が流れているOさん。
避けようと動いたり、声を荒げればますます大興奮。

そこで、まず大好きなフードを手の中に握ってみると、フードが欲しくてカプカプが始まりました。
食欲があるのはいいこと。

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カプカプされても握った手を開かずに待っていたら、一瞬噛まないときがあったので、すぐに手を開いて「お利口さん!」と言いながらフードを一粒。

その後も同様のことを何度も繰り返していたところ、ちょっと噛んでも自分から一歩下がって伏せて待つようになり、最後は噛まずに伏せて待つようになりました。

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一生懸命考えた行動でしょう。
「すごいね~」と褒めてフードを何粒かあげます。

噛んでも欲しいものが手に入らないと理解したOさん。
もちろん、この行動がすぐ身につくわけではありません。
日々の繰り返しの中で、少しずつ学習していくはずです。

お勉強が終わった後は、大好きなロープで遊びます。

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ロープ遊びのときも、ロープだけでなく、手や洋服も噛むそうなので、噛み始めたら動きを止めて、ロープだけを動かすようにしていたら、手を狙う頻度が減ってきました。

少しずつ学んでいって欲しいですね。

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