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2022年10月21日 (金)

褒める回数が増えれば、好ましい行動が身につきやすい。

愛犬に覚えて欲しい行動を速く教えるためには、その行動が出るたびに褒める頻度をあげることが必要です。
専門的な言い方をすれば、「強化頻度をあげれば、行動の出現頻度があがる」

どういうことかと言うと、犬にオスワリを教えようと思ったとき、犬がまだオスワリという言葉を知らなかったとしても、自発的に座った瞬間をキャッチして褒め続けていれば、犬の座る頻度があがり、座る行動が見られたときに、「オスワリだね。」と声をかけ続けることで、行動と言葉のキューの関連付けも早くできて、犬は早く「オスワリ」を覚えることが出来るというわけです。

一日に一回しか座っている状況が目に出来なければ、一日に一回しか褒められないので、犬がその行動を覚えるにはとても時間がかかります。
では、頻繁に褒められる状況はどうやって作ればいいのでしょうか。

オスワリの場合は、手に持ったオヤツを犬の鼻先から少し上に持ち上げると犬の腰がさがりやすくなります。
お尻を押して反発されるより、犬も楽しく覚えられます。
つまり、犬が自分から座りやすい状況をつくってあげるわけです。
これがいわゆる環境設定です。

さて、相変らず犬大好き見習い2号は、今週犬たちが楽しそうに走り回っている姿を遠目に見ながら、じっとしていることや、私と一緒に作業することを練習しました。

202210211

日常の散歩コースではなかなかあり得ない状況なので、わざわざそういう場所に出向き、犬を遠くに見かけると車からおろし、2号が吠えずにいられたり、私との作業に集中できていたらご褒美に遊びました。

202210212

めったにないシチュエーションではなかなか身につかないので、連続して強化していきます。

今週末は1号が競技会に参加するので、競技会場も2号にとっては良い練習場所と言えますが、犬の数が多すぎたり、犬との距離が取れないと褒める状況が作れなくなる可能性もあるので、十分注意する必要があります。
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