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2022年10月10日 (月)

ドッグトレーニング:教える順番は重要です。

愛犬に新しい行動を教えることは楽しいことです。
愛犬もご褒美がもらえることで、楽しく学んでくれます。

最近はネット上に様々なトリック動画などがあがっているので、ついつい愛犬に教えたくなってしまう方は少なくありません。

中には、最初から細かくレクチャーされている動画もありますが、時間的なこともあり、多くはそのトリックだけの教え方や、あるいは完成形だけがのっていることもあります。

ルアーリング(オヤツなどを使って誘導する)で、上手に犬の動きを引き出すだけのトリックもありますが、犬に動きに馴れてもらいながら教えていかなければいけない場合もあります。

例えば、ドッグダンスでよく使われるバックウィーヴ。
犬が後退歩行しながら、ハンドラーの足の間をスラロームしていく動きです。
バックウィーヴだけを教えることは可能ですが、出来れば犬にまっすぐ後ろに下がる動きに馴れてもらってからの方が犬への負荷は少なくなります。

体を曲げながら後ろに下がるという二つの動きを同時に初めて教えるより、後退歩行の動きが分かっている犬に、スラロームを教えた方が犬の混乱を少なく出来るからです。

見習い1号にバックアラウンドを教えている図
202210101

後退歩行一つとっても、ルアーリングの際、オヤツを持つ位置が少しずれただけで、犬が座り込んでしまったり、曲がってしまったり、あるいはオヤツを持つ手に跳びついてしまったりと、なかなかすんなりとは教えられないものです。

犬のきもちになって、初めから順を追って教えてあげると、理解も早まるでしょう。

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