クレート待機への道
家の中ではハウスに入っているに馴れている犬でも、出先でのクレート待機が問題なく出来るかどうかは別の話しだったりします。
特にドッグスポーツの競技会に参加するときなど、クレート待機が出来ないと、自分の出番まで落ち着いて待つことが出来ず、出番が来た時に本領発揮出来ないなんてことにもなりかねません。
屋外競技の場合、車で待機することもありますが、競技によってはタープやテントなどで待機することもあります。
そんなときも安心して休んでいられる場所と犬に認識してもらえないと、ずっと起きていたり、吠えたりすることもあります。
ハウストレーニング同様、早くからクレート待機練習をしておくといいでしょう。
さて、我が家の犬たち、先々代の母子3頭に関してはクレート待機で酷く困ることはありませんでしたが、現見習い1号は、生後4か月のとき初めてのイベント参加で初日に大騒ぎをしたため、翌日は朝ごはん1食分を柔らかくしてからコングにぎゅうぎゅう詰めにしてクレートに入れたところ、大人しく待機出来るようになりました。
しかし、日常のレッスンでは、私とアシスタントが動いたり話したりすると、「ボクもやる!」とうるさい時期がありました。
それでも次第に我慢できるようになり、アシスタントと競技に出ていても、カバーをかけておくと静かに待機できるようになりました。
一方見習い2号は、小さいころはそこそこ静かでしたが、半年を過ぎたころから自己主張が出始め、クレートに入っていると床を掘ったり吠えたりとやかましくなってきたので、ソフトクレートの使用をあきらめてハードクレートにし、静かにして欲しい時はコングを渡していました。
それでも扉が閉まっていると窮屈なのか文句が多いので、静かにしているときにすぐに褒めてトリーツを投げ入れやすいように、ドアの半分上を開けてみました。
すると、少し静かになりましたが、それでも皆無にはなりません。
将来はソフトクレートでも大人しく待っていて欲しいので、一度は破壊したソフトクレートでしたが、再度購入し、家の中で慣れてもらうために使い始めました。
最近では言われなくてもソフトクレートで夜は寝るようになってきた2号。
そこで今日は午前と午後のレッスンがあったので、午前のレッスンでは前回見向きもしなかったヒマラヤチーズを渡したところ、なんと黙々と破壊を続け、半分食べてしまい強制終了に。
午後のレッスンでは、クレートを開けていても出てこないで待機していることが出来ました。
少し疲れたのでしょう。
車での待機は、楽しそうに走り回っている犬が視界に入ったり、私が1号と練習している声が聞こえると反応してしまう2号ですが、あきらめずに静かに待機できるように伝えていきます。
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