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2022年10月14日 (金)

鉄板の姿勢を教える

いままで何度も書いていますが、「オスワリ」や「フセ」といった姿勢を愛犬にお願いした時、愛犬は「わかったよ。」と素早く対応してくれるでしょうか。

「家ではできるんですけど。」というのは無しです。

散歩中やドッグランの中、カフェなど屋内施設でお願いした時、果たしてすぐにやってくれるでしょうか。

そもそも、そんなことを外でお願いする必要が無い犬の場合はできなくても問題ありません。
例えば、小さいお子さんが走ってきて撫でようとしたり、歩道やガードレールのない狭い道で車が幅寄せしてきそうな場面でも、我関せずで沈着冷静でいられる犬であれば敢えて言う必要はないでしょう。

なぜ姿勢を言う必要があるかと言えば、興奮して対象物に向かって行きそうになったり、じっとしていられず危険な目に遭いそうなときに、犬の動きを止めるために使いたいからです。
万が一手からリードが離れてしまったときも、「フセ」や「オスワリ」と愛犬に言うことで、愛犬がその場から動かないでいてくれれば愛犬の安全は確保することが出来ます。

家の中なら出来るという場合、ある程度犬は言葉のキューを理解していると思うので、是非散歩の途中、特に大きなディストラクションが無い場所で言ってみて下さい。
家の中だけでなく、どこでも出来るように練習しておくことで、犬は自信を持ってお願いを聞いてくれるようになります。

まだまだ人や犬に大興奮の見習い2号の場合、伏せてじっとしている「セトル」を小さいころから教えています。

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刺激から少し離れていれば、少しは落ち着けるようになってきました。
これからも、しつこく言い続けていきます。

愛犬と目が合っていなくてもやってくれるようにするには、歩いているときに声をかけてみるといいでしょう。
訓練競技などでは「常歩行進中の作業」と言われています。

いろいろな場面で試して鉄板にしてあげると、犬もストレスなくやってくれるようになります。
是非チャレンジしてみて下さい。

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