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2022年9月 3日 (土)

子犬でも落ち着くことは大事

子犬は静かだと、病気じゃないかと心配してしまうものですが、常に動きっぱなしで、休むことが出来ない子犬でも大人になったら落ち着くだろうと安心しているとそうでもないこともあります。

犬も人間同様、個体による性格の違いもあるので、犬種の特性だけで決めつけてしまうことはできません。
落ち着きのない犬は、そのままにしておけば、やはり落ち着きのない犬になってしまうので、ある程度トレーニングによるキューの理解をさせることも不可欠です。

さて、今日は生後5か月のL君のプライベートレッスンでした。
今までお伝えしてきたことを飼い主さんがきちんと実践してくださっているので、ハウストレーニングもばっちり。
会話が少しずつ通じる部分も増えてきて、人間へのアテンションもとても良くなっています。

今日は、散歩中いろいろ気になる物が出始めたということもあり、「Leave it(それは気にしないで放っておいて。)」をお伝えしました。
英語だとわかりづらいと思われるかもしれませんが、いわゆる「Leave me alone!」と言われたら、「私のことは放っておいて。」と言うヤツです。

彼の場合は、散歩中の石ころがまず気になっているようですが、これからの季節、落ち葉であったり、行きかう人やバイクなどなど、気になる物はますます増えていくので、予防策としてやっていただくことにしました。

初めは手に握ったオヤツから始めますが、「Leave it」自体はあらゆるものやことに汎用できるので、少しずつ概念を伝えていくことが大事ですね。

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この方法は、衝動を抑えるインパルスコントロールとしても有効なので、子犬の頃から教えてあげるといいでしょう。

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