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2022年9月22日 (木)

犬同士の挨拶

昨日、犬に挨拶したくて仕方のない見習い2号の話を書きました。
大小関係なく、犬を見かけると、まるで磁石が入っているかのように犬に吸い付けられる2号。
距離があれば、声をかけてアテンションを取り、気持ちを犬から離すことが可能ですが、近かったり、相手がこちらに向かってきて逃げられないときはリードをタイトに持って、やり過ごすようにしています。

個人的な私のポリシーは、世の中犬はいて当たり前。
「いちいち挨拶する必要はない。」というもの。
人間であれば、見知らぬ人であっても、宿泊先で朝顔を合わせれば、「おはようございます。」と軽い挨拶をかわすのはおかしくありません。
っが、道端で通勤途中に遭う人に挨拶されると、「この人大丈夫?」と思ったり、「あれ?知り合いだったかしら?」と思うのではないでしょうか。

人が行きかう世の中は当たり前の景色で、一人一人に挨拶をする必要はありません。
犬も同じ。
道で出会う犬たちとことごとく挨拶する必要はないと思っています。

公園など、スペースがあるところで、珍しい犬種だからと声をかけたり、かわいい子犬を連れているからと傍に行ってみたり、あるいは同じ犬種だからと親近感を覚えて話しかけるということはあったとしても、誰彼かまわずということはありません。
相手の気持ちも当然関係してきますから、自分の気持ちだけで突っ込んでいくことはできません。

人間同様犬にも相性があります。
片方が気に入っても、相手がそうとは限りません。
相手が嫌そうにしていれば、当然距離を取ってあげなければいけません。

一番気を付けなくてはいけないのは、最初はお互い問題なさそうに見えても、次に何が起こるかは人間にはわからないということです。
犬のボディランゲージを読むことで、次の行動を予測することも可能ですが、自分の犬と相手の犬両方をきちんと観察するのは難しいもの。

今日は朝練の途中で、散歩中の小型犬を連れた方が寄って来られました。
当然2号は近寄ってくる小型犬に大興奮。
相手が小型犬なので、リードを短く持ちながら、相手の行動を観察していました。
最初は2号に向かってリードを引っ張りながら、興味津々でやってきた男の子。
2号が小さくなって挨拶をしていると、小型犬は2号のお尻の匂いを嗅いだ後、突然ガウガウと好戦的になったので、すぐに2号を呼び戻して、距離を取ってフセをさせ、褒めてトリーツをあげ続けました。

202209221

こちらはまだ子犬ですし、相手は小型犬なので、こちらはさほど警戒していませんでしたが、小型犬であろうと急に気持ちが変わって攻撃的になることもあります。
逃げ足の速い2号が怪我をする可能性はかなり低いですが、メンタル面を考えると、ケアは必要です。

「3秒ルール」というのがあります。
「こんにちは。」、「さようなら。」ぐらいがお互い嫌な思いをしないで済みます。
今回はちょっと長かったかもしれませんね。

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