元気なシニア犬ライフには
今日はDogLifeDesignさんで、ドッグダンスのグループレッスンがありました。
参加犬の1頭Rさんは13歳。
1歳のころからドッグダンスを始め、様々なトリックやムーヴもこなすシニアです。
そして今でもあの頃と変わらない元気さで参加してくれていますが、多少の衰えは否めないところ。
しかし、ドッグダンスで培った後肢の動きは健在で、バックステップやヒールワークも綺麗にこなしてくれています。
そんなRさんは落ちているトリーツに気づかないから、あまり鼻を使っていないと飼い主さんがおっしゃっていたので、シンプルに、ノーズワークマットなどを使ったトリーツ探しゲームをお奨めしました。
犬はどうしても動体視力に頼りがちです。
動くものに反応するのは当然なので、落ちて動かなくなったトリーツをすぐに見つけるのは難しいもの。
普段から、視覚から嗅覚にシフトする練習をしていることで、鼻を使う作業に入りやすくなります。
FCIオビディエンスの課題の中にも「臭気選別」があり、いくつかの木片の中から、ハンドラーの匂いが付いた木片のみを選別して持ち戻るというものです。
離れた場所から走ってきた犬は、先に木片自体を目視してしまうので、鼻を使うまでにタイムラグのある犬もいます。
決して鼻が悪いわけではないので、普段から嗅覚作業の習慣をつけておくといいと思います。
嗅覚を使っているときの犬は真剣そのもの。
オヤツなどの食べ物に限らず、お気に入りのおもちゃを部屋の中に隠して探してもらうのも楽しいゲームになります。
日常的には筋力を落とさないよういつも通りの練習に加え、嗅覚を使ったゲームは脳を活性化するので、とてもいい刺激になるでしょう。
楽しいシニアライフを過ごしたいですね。
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