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2022年9月27日 (火)

犬は人間が思う以上に周りを観察している。

犬との暮らしが長くなってくると、犬は飼い主が何か言う前に行動を先読みしていることがよくあります。
生活のパターンとして覚えているということもありますが、飼い主の行動を観察しながら次を予測することが出来るのです。

飼い主がカバンを持てば、仕事に行くのか散歩に行くのか予測し、自分のいるべき場所に移動します。

我が家でも、寝る支度を始めると、2号が自分からハウスに行くようになりました。
ちゃんと学習しているといことですね。

かつて最初のボーダー・コリーを迎えた時のこと、子犬を連れてブリーダーさん宅に遊びにいくと、子犬は古巣に帰った喜びで大騒ぎ。
私が傍観していると、なんと先住のボーダー・コリーがコッソリ私の後ろに回って、お尻をガブッツ!
まるで「あんたの連れてきた子犬でしょ。ちゃんと面倒みなさいよ。」と言われているかのようでした。

犬は自分の飼い主だけでなく、周りの状況もきちんと判断できるということですね。

例えば、多頭飼いのお宅で、片方の犬が叱られているとき、知らん顔を決め込む犬もいれば、飼い主に同調して、片方の犬を責める犬もいます。

人間の憶測だけで犬の行動を解釈することはいいことではありませんが、犬はいろいろ考えて行動することができます。

今日のレッスンではNさんが、シェイピングの過程で、いろいろ迷った末に正解をだしました。

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間違えてしまったときはネガティブなことは言いません。
クリッカーが鳴らないだけで、犬は間違ったことを理解し、考えているからです。
「あっ」や「違う」と言われてしまうと、考えるモチベーションが下がってしまうときもあります。

シェイピングと言う手法は犬の好奇心を利用して行うものなので、好奇心を下げてしまわないように注意する必要があります。

トレーニングは楽しく!が基本ですね。

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