愛犬とのコミュニケーション取れてますか?
子犬を迎えると、「ただかわいい」と、「なんでこんなことばっかり・・・」と落胆させられることが日々交互にやってくるはずです。
無条件にかわいいのは当然のことですが、子犬は生き物ですから、人間の予想外なことも沢山やってくれますし、思い通りにいかないのは当たり前のこと。
違う「種」ですから、コミュニケーションをちゃんと取らないとこちらの気持ちは伝わりません。
言葉の違う異国人との会話と同じで、なんとかこちらの気持ちを伝えようと必死にならないと伝わりません。
以心伝心や阿吽の呼吸になるまでは何年もかかります。
では、どうやってコミュニケーションを取るのか。
一番簡単なのは一緒に遊ぶこと。
しかし、どうやって遊んだらいいのかわからないという飼い主さんは少なくありません。
ペットショップに行けば犬用のおもちゃと言われるものは沢山ありますが、それを買ってきて与えるだけでは一緒には遊べません。
どうやったら犬の気持ちをこちらに向けさせられるのか考えるのは飼主さん。
犬は何でも噛んで確認するので、噛み心地が良ければ噛み続けます。
しかし、噛んでもいいおもちゃを与えておけばいいのではありません。
犬は満足して一人遊びに興じてしまうかもしれませんが、そこに飼い主さんの存在は無いからです。
投げる?
動かす?
音を出してみる?
いろいろなスキルを屈指して、犬に飼い主と関わることの方がメリットがあると思ってもらえるよう頑張る必要が出てきます。
遊びなんて頑張る必要はないと思われるかもしれませんが、一緒に暮らしていくためのコミュニケーション努力は欠かせませんね。
一人遊びはお留守番の時にやってもらえばいいので、飼い主さんがいるときは飼い主さんと遊ぶことを楽しんでもらえるようにならないと、なかなかコミュニケーションにはつながりません。
「ちょうだい。」
「はい。どうぞ。」
「引っ張りっこ?」
などなど、おもちゃを介して子犬と遊ぶことからコミュニケーションは始まります。
たかが遊び、されど遊び。
コミュニケーションが始まると、こちらがお願いしたいことも伝わりやすくなるでしょう。
まずは振り向いてもらうことからですね。
最近ようやく遊びの楽しさに気づいた見習い2号。
遊びが楽しくなると、お勉強もちょっと楽しくなるようです。
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