ドッグトレーニングは考える力を育てる
愛犬のトレーニングは、言うことをきかせるためのものではありません。
愛犬に家のルールや人間社会で共存していくために必要な行動を教えてあげることです。
もちろん、ドッグスポーツにチャレンジする場合は、スキルを教えることも必要です。
ハンドラー(飼い主)は教え手であり、犬は学び手です。
ある意味、逆も真なり。ですが、上手に導いてあげるのはやはり飼い主の義務であり責任と言えるでしょう。
犬は多くのことを学んでいく過程で、自分で考える力も身に着けていくので、時に予測しながら行動することが出来るようになります。
学習の成果とも言えるでしょう。
今日は午前中Lさんのプライベートレッスンがありました。
お伺いすると、いつも大歓迎のLさんですので、玄関を開けると飛び出てくるかと思ったのですが、なんと居間のドアを開けたところ、マットの上でフセをして待っていました。
しかも、今にも駆けて来そうなくらい、尻尾を振っています。
つまり、来客に対していきなり跳びつかないことを小さい頃から体罰を使うことなく教えると同時に、マットにいることがいいことだとマットトレーニングを行ったことで、来客を待つにはこれがいいだろうと考えた挙句の行動と言えるでしょう。
これには飼い主さんも驚いていらっしゃいました。
さらに、今日はやる気満々だったLさん、今までの練習課題もスムースにやってくれた上に、ちゃんと進化しているところを見せてくれました。
午後はレッスンを始めたばかりの、こちらもLくん。
前回のレッスン以降、飼い主さんがちゃんと課題の練習をしてくださったことで、Lくんも考えることを学び始めました。
そこで、今日はクリッカーを使いながらマットトレーニングにチャレンジ。
ハウストレーニングに大分馴れてきたことから、数回のセッションで、自分からマットに乗るようになりました。
これからが楽しみですね。
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