ディストラクション練習
何度も書いていることですが、家の中で出来ることが外でも出来るとは限りません。
外でも出来るようになるには、外での練習も必要です。
なぜなら、家の中はとても限られた場所であり、馴れた場所なので、犬が集中してハンドラー(飼い主)の声を聴くことが出来、集中して考えて作業することが出来るからです。
外に出れば、犬にとって様々なディストラクション(気になるもの)が多く、集中することがとても難しいので、その中でも集中できるように、ある意味鍛錬していくことが必要になるからです。
ここで間違えてはいけないのは、ハードルをあげてエラーを起こしたときに罰を与えるのではなく、すでにハードルが上がっているので、その中で成功するようにサポートしていくことです。
さて、今日は午後から見習い2号の犬馴らし鍛錬のために出かけたのですが、あいにく他犬が視界になかったので、犬馴らしは中止して、人馴らし鍛錬に切り替えることにしました。
2号は人も大好きで、人を見るとこれまた挨拶しに走って行こうとします。
そこで、2号の視界の中に女子大生たちが黄色い声をあげながらスポーツをやっていたのを利用して、その横で一番シンプルな脚側行進の練習をしました。
もちろん、途中でわき見をすることもありましたが、この環境の中で集中出来ていることをクリックしながら褒めていきます。
好奇心と警戒心がないまぜの生後10か月。
日々の変化に対応していくことは大変ですが、わずかでも進歩が見られることは楽しいこと。
何事もあきらめないことが肝心ですね。
ディストラクションがお帰りになられたあとは、オビディエンスの競技に向けて課題の導入も始めました。
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