夏場の犬遊びに注意!
年々亜熱帯化しているような日本の気候ですが、住みづらくなるのは人間だけではなく愛犬も同様です。
特に子犬にとって初めての夏は厳しいことが多く、体調を崩す犬も少なくありません。
お腹を壊したり、食欲が落ちたり、気を付けてあげたいですね。
さてそんなとき、犬たちとの水遊びはとても楽しいもの。
水を得た魚のように楽しそうに遊ぶ犬たちも少なくないでしょう。
今日は犬たちとの夏場のレジャーで気を付けたいことをいくつかお話ししましょう。
毎年のように書いていることもありますが、リマインドも兼ねて。
①熱中症
当然のことながら、この気温で毛皮を着た犬たちには地獄のようなものとも言えるでしょう。
だからと言って、サマーカットはあまりおすすめできません。
なぜなら、毛皮には犬の皮膚を守る役目もあるからです。
さらに、地面の照り返しも小型犬などにはとても厳しいと言っていいでしょう。
アスファルトなどの地面の熱さも犬の足裏(パッド)にはとても危険ですので、出かける前のチェックは必要ですね。
犬の中には、暑いと日影を探して暑さをしのぐことの出来る犬もいますが、多少の暑さぐらいなら気にしない個体もいます。
そういった犬の場合、飼い主がきちんと管理していないと、ついつい度を越して、倒れるまで遊んでしまうこともあるので要注意です。
②低体温症
暑い日の水遊びは人も楽しいもの。
特に川の水は思いのほか冷たいので、長く浸かっていると低体温症になってしまうこともあります。
我が家の見習い1号はとにかく水が好きなので、水の中に入ってしまうと、まったく上がってきません。
口の中が紫色になるまで遊んでいるので、強制的に水からあげると、河原でプルプル震えていることも。
子供と同じで、楽しいことはなかなかやめられないので、飼い主のコントロールは欠かせませんね。
③水中毒
水泳も含め、水遊び中に水を飲み過ぎて「低ナトリウム血症」になってしまうことです。
水まき用のホースから出る水と楽しそうに戯れる犬も注意が必要です。
熱中症が心配だと、ついつい水分を多めにと考えてしまいますが、水の過剰摂取も命取りになることがあります。
症状は「ふらつき」や「意識混濁」などですが、水遊びの直後に出るとは限りません。
家に帰ってしばらくしてから出ることもあるので注意が必要ですね。
④虫
自然の中に行くと、様々な虫と遭遇します。
我が家も湖畔のキャンプに出かけた時、見習い1号が100匹以上のダニを連れて帰ってきました。
翌日からダニ取り用具で一匹ずつ引きはがすのがどれほど大変だったか。
愛犬との楽しいアウトドアレジャーが残念なことにならないよう、出来るだけケアしてあげたいですね。
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