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2022年8月20日 (土)

シェーピングで教えるか、ルアーリングで教えるか。

犬に新しい行動を教えるときは様々な方法を使うことが出来ます。
もちろんその中に「強制」は入っていませんが、その他のいくつかの方法で教えることができます。

ドッグダンスのトリックの中に、前足を何かの台に乗せてその周りを旋回するピボットという動きがあります。
これをルアーリングで教える場合は、当然オヤツなど、犬の好きなものを見せて犬を誘導することになります。

恐らく、誘導されれば、よほど前足を何かに乗せることに嫌悪感を持っていない限り、スムースに台に乗って、誘導について回ることが出来ます。
ただし、この動きと、ピボットを意味するキューがリンク付けされるまでには時間がかかります。

一方シェーピングで教える場合は、前足を自分から乗せるところから始まるので、スタート時点ではかなり忍耐強く向き合う必要があります。
しかし、自ら動くこともあり、一度動きを習得してしまうと定着しやすいというメリットがあります。

ルアーリングとシェーピング、どちらがいいかというのは教える行動の内容にもよりますが、自ら行動を起こしにくい子はシェーピングで教える場合フリーズしたりしてなかなか進まないこともあります。

その犬の状況や教える行動によって、教え方を選べばいいでしょう。

さて、見習い1号には、ずっと以前、ピボットを少し教えたことがありました。
そもそも、1号とは当時ダンスを踊る予定がなかったので頓挫していましたが、今日久しぶりやってみたところ、案の定頭がパンクしかけました。

そこで、少しヒントを出したところ、なんとか回ることができました。
キューは覚えていたのですが、体の使い方のリマインドに時間がかかった感じです。

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202208202

犬は一度教えたことは忘れません。
ただリマインドが必要なことも事実です。

少しずつ思い出させてあげましょう。

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