エラーを起こさない環境づくり
犬に好ましい行動を覚えてもらいたいときは、好ましい行動が出やすい環境を作って、好ましい行動を強化して出現頻度をあげることが早道ですが、反対に好ましくない行動(エラー)が出ないようにするには、その出現頻度を減らすことが重要です。
さて、犬を見ると大興奮する見習い2号。
公園の散歩時は他犬が視界に入っても興奮しない距離を取りながら、興奮していない状態を褒めるようにしていますが、公道での散歩の場合、距離が取れないときもあります。
例えば同じ歩道上ですれ違わなくてはいけない場合、曲がれる道が無い時は、マンションのエントランスなど、少し奥まったところで座ってやり過ごすようにしています。
もちろん犬が通っていることは気づいていますが、興奮しないでじっと座っていることを褒めることでエラーを出しづらい状況にしています。
避け続けることを推奨しているのではありません。
興奮しないでいられる状態を、他犬との距離を少しずつ縮めながら増やしていくことで、他犬に会っても興奮しないでいられるように学習させていくことが目標です。
ただ避けているだけでは、一生大丈夫にはなれません。
ハードルは少しずつ上げていくことが大事ですね。
さて、今日久しぶりに運動場に行った見習い2号。
夏前は、サッカー少年たちの動きが少しずつ気になり始めた時期でしたが、あれからしばらく行ってなかったこともあり、久しぶりに2号の大好きなおもちゃと一緒に出掛けたところ、少年たちを気にすることなく、私と一緒に遊ぶことが出来ました。
子犬はその時期その時期で変化するので、よく観察しながらのサポートが欠かせませんね。
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