犬のボディバランス
今日は見習い2号のボディバランスレッスンの日でした。
犬の成長には個体差があります。
一般的に、小型犬の方が中型、大型犬より速く成長します。
かつて初代ボーダー・コリーとドッグショーに出ていた頃のこと。
生後7か月だった彼女は、急に胴が伸びたり、脚が伸びたりと、見た目が非常にアンバランスでした。
個体差があるので、バランスよく伸びている子と比べると、大層貧相に見えたものです。
また、この時期は人間の成長期同様、骨格がしっかりするための期間なので、激しい運動は避けたいところです。
さて、犬の体の使い方は何度も書いていますが、きちんと伝えないと犬は自分に楽な動きだったり、自然に身についた動きをするようになります。
以前トレーニングで見させていただいた中型犬は、家にいるときいつもソファに寄りかかるように横座りしていたそうで、レッスン中にオスワリをお願いすると、必ず腰を崩して座っていました。
競技会などに出なければ、別にどんな座り方をしてもいいのかもしれませんが、まっすぐ座っていないということは、背骨が歪む可能性があったり、きちんと体を支える筋力がつかない可能性があります。
犬も人間同様、楽な方に傾くようですね。
単純に「立ってじっとしている」という行動さえ、個体によっては足をバタつかせたり、動き回ったりして出来ない子もいますが、この「立ってじっとしている」というのは本来犬自身の体重をきちんと四肢に載せるという意味では重要なポイントでもあります。
成長途上にある生後9か月の見習い2号の立ち姿はまだまだ未完成ですが、できるだけニュートラルに、かつきちんと筋力を使いながら立っていることを教えるのは大事です。
下の画像は、後肢を後ろに引きすぎているため、体重が四肢に均等にかかっていません。
少し足場を変えて、もう一度やってもらったら、少しニュートラルになってきました。
誘導しなくても、普通にこの形が取れるようになるといいですね。
-------------------------
トレーニングブログに参加しています。
ワンクリック👇が更新の励みになりますのでポチっとお願いします!
にほんブログ村
| 固定リンク
「犬の健康」カテゴリの記事
- 無理強いしなくてよくなるように(2024.09.13)
- 姿勢よく座ることの重要性(2024.08.30)
- バランスよく立つことを教える。(2024.08.27)
- 犬のデイリーエクセサイズ(2024.08.06)
- 愛犬を見すぎていませんか(2024.07.23)
「バランスエクセサイズ」カテゴリの記事
- 姿勢よく座ることの重要性(2024.08.30)
- バランスよく立つことを教える。(2024.08.27)
- 愛犬の姿勢は大事(2024.05.01)
- 姿勢をおろそかにしない(2024.04.22)
- 考える犬を育てる(2024.03.18)
コメント