お手おかわり
犬を迎えると愛犬にいろいろ教えたくなるものです。
オスワリを初め、マテを教えたり、いろいろ教えていきますが、「お手おかわり」もそのうちの一つではないでしょうか。
我が家は30年以上犬と暮らしていますが、公園に犬たちを連れて行くと、集まってくる子供たちは必ずと言っていいほど、「お手」と犬たちに要求します。
子供たちにとって、犬と言えば当然「お手 」が出来るものとインプットされているのでしょう。
つまり、「お手おかわり 」を教えるのはさして難しくないとも言えます。
さて、「お手おかわり 」はJKC(ジャパンケネルクラブ)主催家庭犬訓練競技(CD)の自由選択科目に設定されていますし、ドッグダンスのトリックとしても使われます。
簡単そうに見える「お手おかわり 」ですが、実際競技の作業となった場合、「お手」と言われたときは「お手」、「おかわり」と言われれば「おかわり」の方の前足を出さなければ作業として成り立ちません。
どっちか出せば当たるだろうと犬が学習してしまうとちょっと困ります。
我が家の今までの犬たちは、「お手おかわり 」はスムースにマスターしたのですが、見習い1号は、散歩から帰った時に出す前足の順番は覚えていても、ダンスのトリックとして使おうとすると、ごっちゃになってしまうようです。
そもそも、前足を触られること自体あまり好きではないのが理由の一つとも言えるでしょう。
そこで、ちょうど見習い2号に「お手おかわり 」を教え始めたこともあり、1号の理解度の見直しを行うことにしました。
座っているときが一番「お手おかわり 」をやってもらいやすいので、まずは停座から教えます。
1号の場合、勝手に手をあげる傾向もあるので、ハンドラーのキューが出されてから、きちんと理解したうえで、求められている側の手をあげることを教えていきます。
その上で、次のステップとしては、立止の状態でも「お手おかわり 」が出来るように練習して行きます。
暑くてなかなか外での練習がままならない昨今。
おうちの中での練習課題として、愛犬の理解度を確認してみるのもいいかもしれませんね。
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