苦手は無理強いではなく、犬の気持ちを優先させて克服してもらいましょう
先日見習い2号が傘にびっくりした話を書きました。
傘をさして歩いている人は多いものの、目の前で急に開かれるとびっくりするようです。
今日プライベートレッスンでLさんのお宅に伺ったとき、Lさんも実は苦手と聞きました。
確かに私が折りたたみ傘をいじっていると、吠えながら遠巻きにして寄ってきません。
そこで、2号同様低い位置で傘を持ってLさんが近寄ってきやすい状況を作ります。
実はLさん、普段オヤツをあまり召し上がらない方なので、今日もしお腹が空いていなければやらなかったのですが、今日はお腹が空いていたようで、そばに寄って来てくれました。
左手に持った傘は静かに揺らす程度にします。
その後、オヤツを投げたり、傘の傍でオヤツをあげたりして、少しずつ傘に馴らしていきます。
その後オヤツを食べている横で、静かに傘を閉じたり開いたりして様子をみます。
この時点で、一気に開いたり閉じたりすることはしません。
怖がらないでオヤツが食べ続けられていたので、その後閉じた傘の中にオヤツを隠して放置していたら、自分から寄って行って、オヤツも全部食べられました。
その後、お部屋の中に開いた傘を置いて様子を観ていたら、自分から傘の傍に寄っていくことも出来ました。
だからと言って、今日のレッスン一回で傘が大丈夫になるわけではありません。
少しずつ馴らしていきましょう。
実はLさんは様々なトリックに挑戦してくれているアスリート。
少しずつステップを重ねて後肢上げが出来るようになったところで、とうとう逆立ちまで出来るようになりました。
体幹が出来てきた感じですね。
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