犬の準備はできていますか?
愛犬のトレーニングを始めようと手にトリーツを握ったのに、犬のテンションが低くて集中が取れないことはありませんか?
オヤツを持っていれば、どんな時でもやる気が出る犬もいるかもしれませんが、食が細いタイプだったり、疲れていたりすれば、当然犬のやる気が出ず、トレーニング自体がはかどらないこともあります。
つまり、犬の準備が出来ていないということですね。
犬の準備ができているときとは、どういうときをいうのでしょう。
・犬が健康で苦痛を感じていない
・犬が体力面とメンタル面で疲弊していない
・犬の気持ちが他の刺激に囚われていない
以上のようなことは最低限必要な条件になります。
犬の体調がよくないときは、痛みに気持ちを引きずられて、集中を取ることが出来なくなりますし、疲れていれば、それ以上動く元気が出なかったりします。
また、楽しいことであれ嫌なことであれ、刺激に大興奮しているときは、人の声が耳に届きません。
例えば見習い2号の場合、外で練習しようとすると、周りの人や犬の動きが気になって、集中力が落ちてしまいます。
経験値が低い犬によく見られる傾向ですが、こういう犬の場合は当然、少しずつ刺激がある場所でも出来るようにしていくトレーニングが欠かせません。
つまり、犬のトレーニングはハンドラー側の都合だけではうまくいかないことがあるということですね。
犬のやりたそうな状況を見計らって、犬が飽きない程度の時間、きちんと集中することから始めるといいでしょう。
さて、今日はIさんのプライベートレッスンがありました。
思春期でもあり、いろいろ周りが見えて賢く成長してきているIさん。
子犬の頃のように単純ではなくなってきましたので、人間側も工夫が必要な時期でもあります。
今日はオスワリの持続練習。
その後、遊び方を拝見し、おもちゃを放してもらう方法などをお伝えしました。
成長と共に、Iさんとのコミュニケーションが上手に出来るようになってきて、今後が楽しみですね。
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