たまにしか起きないことは身につきにくい
愛犬に家のルールを教えることは大事なことです。
ハウスの使い方、トイレの場所、寝る時間、お留守番など、多くのルールをきちんと伝えてあげることで、犬も安心して自分の居場所で過ごすことが出来ます。
これらのことを早く覚えてもらうには繰り返しその行動を褒めていく必要があります。
つまり、一日一回しか褒められない行動であれば、身につくまで時間がかかる可能性があるということです。
例えばトイレの成功率が極端に低く、別のところでばかりしてしまうようであれば、なかなか褒めてあげられないので、犬の好ましい行動が強化しづらくなります。
ではどうするか。
犬がエラー(ミス)を出しづらい環境設定をしてあげます。
・トイレの場所を覚えるまでは、行動範囲を制限する。
・トイレの箇所が部屋の大きさの割に少なければ増やし、多少外しても問題ないように大きめに設定する。
・トイレのタイミングを見計らって、トイレに行くよう促してみる。
褒められるチャンスを増やしてあげると、成功率はあがってきます。
失敗が多い時は、ちょっと環境を見直してみるのもいいかも知れません。
さて、見習い2号は1号が練習していると「アタシも~!」と大騒ぎをしていました。
毎朝練習の度に、1号の練習そっちのけで、2号が伏せるとトリーツを投げ続け、最近ようやく練習中の大騒ぎが大分減りました。
ボーダー・コリーは動くものに反応する特性もありますが、特に2号は動く犬に大興奮。
バイクや車などは全然気にしないのが救いです。
今日は初めて車のディーラーに同伴して、作業中足元で待たせましたが、環境が変わると、なかなかじっとしていられないのはまだまだ経験値が少ないお子様。
そこで、ここでも自分から伏せていたら、トリーツをあげました。
褒められるチャンスが沢山あると、犬も楽しいし、人もストレスが軽減できますね。
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