ドッグトレーニング:苦手を減らす方法
どんな犬にも苦手なものがあります。
苦手とはどういうことをいうのでしょうか。
例えば、他犬が苦手と言えば、他犬に対して過剰反応してしまう犬のことをいいます。
黒い服を着た人が苦手と言えば、黒い服を着た人を見ると、警戒して吠えが出る場合などを言います。
苦手を克服するには、犬を叱ったところで犬には理解できません。
行動修正法のひとつに犬が苦手なものと犬が好きなものをリンク付けすることで、苦手を苦手でなくなるように犬に刷り込んでいくというものがあります。
嫌いなものを見るたびににオヤツをあげていると、苦手なものを見るとオヤツをもらおうとハンドラーに意識を向けるようになり、次第に嫌いな気持ちが少しずつトーンダウンしていくというものです。
さて、今日のプライベートレッスンはバイクの音が苦手なS君。
道路から少し距離を取った場所で、集中と解放の練習を行いました。
ハンドラーへの意識を高めた後、解放してからまたハンドラーへの意識をあげる練習をしたところ、道路脇ではあるものの、トレーニング自体が楽しくなって、解放後の休憩時間も自分からフセてリラックスできるまでになりました。
練習中も何台かバイクが通って行きましたが、トレーニングへの集中力が勝って、バイクを無視することが出来ました。
さらにリラックスしているときに、大き目のバイクが通過した瞬間、一瞬立ち上がりましたが、なんとすぐにハンドラーに意識を向けなおすことが出来ました。
そこですかさず褒めます。
苦手は一日では治りませんが、日々の練習の積み重ねで、少しずつ馴らすことは可能です。
あきらめずに続けていきましょう。
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