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2022年5月 1日 (日)

子犬はいつフリーにするの?

子犬を迎えるとき、多くのご家庭で用意されるものが、ケージやサークル、クレートやハウスなどです。
つまり、子犬の居場所をつくってあげるわけです。

ケージの場合は当然中にトイレを設置し、子犬のトイレトレーニングも同時に行っていきます。

子犬を迎えたら、2週間段ボールに入れて、出さないようにと言うペットショップがいまだにあるようですが、子犬にとっての2週間は大事な社会化の時期。
ケージやサークルを利用するのは、子犬の安全を確保し、早くにトイレを覚えてもらうためで、社会化を妨げるためではありません。

さて、子犬との生活が始まると、次に気になるのが、「いつになったら子犬をフリーに出来るようになるか。」ということ。

居住空間内に子犬の安全を妨げるものがなく、トイレスペースの認識もきちんと出来ているのであれば、子犬をフリーにすることは特に問題ありません。

しかし、だからと言ってクレートやハウスを撤去していいというのではありません。
子犬にとって、クレートやハウスは安心できる場所なので、来客があったり、子供が走り回ったりするようなときは、安全な場所を提供してあげる必要があります。
そのためには、小さいころからのハウストレーニングは不可欠です。

ハウストレーニングが出来ていれば、旅行などの移動や宿泊時の寝床として、ドッグスポーツなどに参加した時の待機時にも役に立ちます。


さて、我が家の見習い2号。
生後6か月を過ぎ、少し我が家のルールがわかってきたところで、昨日始めて夜フリーにしてみたところ、先代アシスタントのドッグベッドで朝まで静かに寝ていたようです。

長時間のフリータイムを作る前には、少しずつフリーの時間に馴らしていく必要があります。
それと同時に以下のような手順を踏みました。
1.クレートの周りにあったサークルを生後5か月に撤去。
2.留守中や夜間にクレートにかけていたカバーをはずす。

日中はフリーの時間は確実に増えていますが、ずっとフリーでいるわけではありません。
理由は、フリーになっていると、エンドレスに見習い1号を誘って遊ぼうとするので、見習い1号が疲れてしまうため、休憩時間を入れる必要があるからです。

また、かつて食糞癖があったので、ここ数か月は一切食糞していませんが、管理できないときの食糞リスクを避けるためです。

最近ようやくフリーの時間中も、ソファで寝ることが出来るようになってきた見習い2号。

202205011

1号が動くとすぐ動いてしまうので、まだまだせわしない2号ですが、少しずつフリーの時間で落ち着けるようになるでしょう。

今回2号はこのような手順を踏んでいますが、1号の時は、我が家に来て4日目からフリー生活をしていました。
理由は、悪戯をほとんどしなかったのと、アシスタントのクレートに勝手に入って寝たり、トイレに行きたくなると自分でトイレシーツまで歩いて行くほど手がかからなかったからです。
アシスタントはクレートやドッグベッドなど、好きなところに移動が出来ていたので、隔離の必要もありませんでした。
※クレートの中のドッグベッドは破壊したので、撤去しました。
当然今は自分のものになったクレートを安全な場所と認識して使っていますし、ごはんもクレートで食べています。

ということで、いつフリーにするかは、その子次第。
人も犬もストレスにならないよう、環境設定してあげることが大事ですね。

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