« WCRL規定ラリーオビディエンス定期レッスン | トップページ | 後肢の意識は大事 »

2022年5月13日 (金)

道具を使ってわかりやすく伝える

訓練競技においては、「脚側停座で始まり、脚側停座で終わる」というのが一般的です。
つまり、ハンドラーの左隣に犬が座っている状態がデフォルトというわけです。

デフォルトの位置で、「フセ」や「タッテ」の姿勢変更を行うこともありますが、姿勢を変えるときにハンドラーと平行にならず、斜めにお尻が外に逃げてしまうことがよくあります。

昨日のラリーオビディエンス定期レッスンでも、飼い主さんから「精度をあげたい」というお話がありましたが、曲がったり、お尻を崩すことなく姿勢を保つことは大事ですね。

ストレスをかけずにというのは、「犬を押したり引いたりして強制することなく」と言う意味です。

今日はあいにくのお天気でしたので、家の中で見習いたちの練習を行いました。

1号はハンドラーの前に立って前方を見る練習。
2号は、ハンドラーの脚側で「フセ」をする練習です。

どちらも胴の長い子たちですので、きちんと伝えてあげないとお尻が外にずれてしまいます。

そこでいつも出てくるのが「プラットフォーム」です。
犬がプラットフォームに乗る習慣を身に着けると、正しい位置に来られるようにプラットフォームを配してあげると、きちんと真横に来ることが出来ます。

202205131

胴も脚も長くて安定性の悪い2号ですが、とりあえずプラットフォームから落ちないように乗ってくれることで、ハンドラーとの正しい位置関係を理解しやすくなります。

当然正しい位置に来たら褒めてオヤツがもらえるので、自ら進んでプラットフォームに乗ってくれることから、犬を引っ張ったり押したりする必要もありません。

使える道具はどんどん使って、犬にわかりやすく伝えていきましょう。

-------------------------
トレーニングブログに参加しています。
ワンクリック👇が更新の励みになりますのでポチっとお願いします!
にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
にほんブログ村

|

« WCRL規定ラリーオビディエンス定期レッスン | トップページ | 後肢の意識は大事 »

ドッグトレーニング」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« WCRL規定ラリーオビディエンス定期レッスン | トップページ | 後肢の意識は大事 »