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2022年5月30日 (月)

マイクロチップのはなし

犬にマイクロチップを装着しようという話は10年以上前から耳にしており、2011年に故アシスタント犬ニコルが我が家にやってきたときはすぐに装着しました。

当時は、行政に登録している「鑑札」があれば、万が一リードが離れてしまったり、迷子になってしまった場合でも、みつけてくれた人が善意の人であれば首輪に付いている鑑札を見て野良犬ではないと判断して行政に届けてくれるから、いずれは戻ってくると信じていたので、マイクロチップをさほど重要視していませんでした。

加えて、当時はマクロチップのリーダーがメーカーによっては読めないという不具合があったり、そもそも犬を飼っていない人はマイクロチップ自体を知らないので、万が一保護してもらっても、飼い犬と認識されない可能性もあると思っていました。

しかし、わずかであっても、可能性があればとニコルに装着しました。

幸いニコルと生き別れになるような事態になることはありませんでしたが、その後やってきた見習い1号はブリーダーさんのところですでに装着してきていましたし、昨年迎えた見習い2号については、先日装着してきました。

202205301

なぜ今こんな話をするかと言うと、来月から環境省のデータにもマイクロチップ情報が登録できるようになるからです。

詳細はこちら👇
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/pickup/chip.html

お知らせには「移行」と書かれていますが、獣医師会に確認したところ、「移行」ではなく、他の登録先のデータは保管されたまま、環境省にも登録されるというもの。
しかも、5月中に手続きすれば「無料」ということでしたので、あえて今日書きました。

飼い主のひとりとしては、「迷子」などの万が一のことなど無いに越したことはありませんが、販売にあたっては個体識別としてマイクロチップは有効になるでしょう。

もちろん、元々法の網の目をくぐっているような業者に関しては、役には立たないような気もしますが、一度迎えた犬や猫を安易に遺棄することの抑止力にはなるかもしれませんね。

ちなみに、生後6か月でマイクロチップを装着したニコルも見習い2号も、装着されたことに気づかないほど簡単な処置でした。

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