パピートレーニング:叱らなくても済む方法
話の通じない子犬を相手にしていると、ついつい「ダメ~。」と言ってしまいがちです。
例えば、飼い主としてはびっくりしてしまう「食糞(ウンチを食べる)」。
例えば、トイレ掃除中の手やトイレシーツにからまって悪戯をする子犬。
例えば、落ちている洗濯物を咥えて逃げ回る子犬。
こんな状況を見ると、ついつい飼い主さんは慌ててしまいます。
そんなとき、フードを2~3粒掴んで、ハウスの中に投げ入れて、「ハウス~♪」と言えば、子犬が自分からハウスに飛び込む確率は高くなります。
飛び込んでもらったら、あとは扉を閉めて、子犬がフードを食べている間にトイレを片付けたり、落ちている洗濯物をさっと片づけるだけです。
いつでもどこでも手の届くところにフードが入ったケースを置いておいたり、ポケットの中にトリーツポーチを入れて、その中にフードを忍ばせておくのもいいでしょう。
ハウスに飛び込んでくれたら、ちゃんと褒めてあげましょう。
さて、今日のお散歩レッスンはLさん。
繊細なLさんは、いろいろ怖いものがあったのですが、少しずつ経験値をあげていただき、お散歩もとてもリラックスして行かれるようになりました。
もちろん、怖いものが全てなくなったわけではないので、飼い主さんはちゃんとケアしてあげています。
いつもは「オヤツはいらない」とおっしゃるLさん、珍しく今日はオヤツを食べるとおっしゃるので、苦手な乳母車が正面から来るのを見て、飼い主さんがさりげなく視線があったLさんを褒めてオヤツをあげます。
するとLさん、オヤツを食べてリラックスした状態で、乳母車をやり過ごすことができました。
飼い主さんのスキルもあがっていますね。
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