耳は口ほどにものを言い
犬のボディランゲージを読むことで、犬の気持ちをもっと理解しようと言われて久しいですが、その中には耳の動きも入っています。
一昨年、LILI CHIN氏が出版した「DOGGIE Language」という本の中にも、耳の項で、「Ears are not only for hearing. A dog’s ears can be flexible and expressive of how they are feeling.」
つまり、耳は聞くためだけのものではありません。犬の耳は柔軟で、どう感じているかを表現することができるのです。
犬の気持ちを理解するためには、犬のボディランゲージを知ることはとても大事ですね。
それだけでなく、犬の耳の向きは、犬が何に興味を持っているのかを知るとてもいい指標にもなります。
つまり今愛犬が何に集中(フォーカス)しているかを、耳の向きによって知ることが出来るということです。
今日の午後のお散歩レッスンは、最近特定の車やバイクの音がちょっときになっているというRさん。
公園脇の歩道でも、大分落ち着いて歩けるようになってきたので、歩いているときの耳の向きは飼い主さんがいる斜め後ろ方向です。
特に大きく前のめりになるわけでもなく、リードにもテンションはかかっていませんが、大きな交差点に近づいて行くにしたがって、耳は前方に向き、体も若干前のめり気味に。
Rさんの緊張が伝わってきます。
そこで、今日は交差点まで行かず、Uターンしてきました。
Uターンすると、また落ち着いて歩けるRさん。
耳の向きを見るだけでも、犬の状態を把握することが出来ます。
無理してハードルをあげることなく、少しずつ馴らしていきましょう。
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