ドッグトリック:ピボットターン
犬がその場で旋回する動きをピボットターンと言います。
犬の前肢を固定する意味で、前肢を何かの上に乗せて教えてあげるとわかりやすいです。
(ラリーオビディエンスの課題などでピボットと言う場合は、ハンドラーと犬が同時に旋回することを意味します)
今日は等々力のDogLifeDesignさんでドッグダンスのプライベートグループレッスンがありました。
参加犬のM君は、おうちで勝手に反時計回りのピボットターンを覚えてしまったそうです。
そこで、飼い主さんは時計回りも教えたいとのこと。
自分で勝手に反時計回りに回ることを身に着けてしまったM君なので、前肢を乗せる物(この場合は容器)を見ると、勝手に前肢を乗せて、飼い主さんがM君の頭の上に手をかざすと、くるくると反時計回りに回ってしまいます。
ピボットターンはシェーピングで教える方法やポジションの延長線上で教えることができますが、今回はM君が時計回りをしやすいようにトリーツを見せて、後肢が時計回りに動く度にクリックしてトリーツをあげる方法で強化することにしました。
すると、最初はトリーツを持つ手を見ても勝手に反時計回りに回ろうとしましたが、反時計回りの動きに対してはクリッカーが鳴らないことに気づいたM君、少しずつ時計回りに動き始めました。
ネガティブなことは一切言わず、M君の自発的な動きだけをクリッカーで強化していきます。
動きがいいM君ですので、次回までにはマスターしているでしょう。
さて、ゆっくり進化している見習い2号。
今日は、「マテ」でじっとしていられる時間が伸びました。
距離はあまり伸びませんが、こちらもゆっくり伸ばしていきましょう。
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