一度失敗してもあきらめない。
今日は生後5か月のIさんのお散歩レッスン。
飼い主さんとお出かけすると、あっちにフラフラ、こっちにフラフラで、なかなか上手に歩けないとのこと。
今日は4.5メートルのロングリードを使いながら、お散歩に同伴しました。
確かに、地面が近いので、どうしても落ちている物やにおいが気になるIさんですが、声をかけながら歩き始めると急いで着いてきます。
通常のリードですと、どうしても離れられる距離が限られてしまい、リードを引っ張るようになってしまいますが、ロングリードを使うことで、少し考える時間をあげながら距離を取って、自らハンドラーに着いて行きたくなるようにすることができます。
もちろんついてきたらすぐに褒めてあげることで、リードの反対側にいる人間にも少し興味が出てきました。
時々顔を見る余裕も出てきたIさん。
いつもはとても時間がかかってしまうところを、スムースに歩いて帰って来ることが出来ました。
小型犬はついつい手が出て抱っこをしてしまいがちですが、自分の足でさまざまな物を確認しながら成長をサポートしてあげると、自信もついてきます。
さて、Iさん、一人になると泣いてしまうとのこと。
クレートにも自分から入れるので、安心できる場所の認識はあるのですが、同じ部屋に人がいなくなると寂しくなるそうです。
そこでコングにフードを詰めるご提案をしたところ、以前全然見向きもしなかったというお話。
実は我が家の見習い2号も最初はコングなどまったく見向きもしなかったので、レッスン中のクレート待機はどうしたものかと悩んだのですが、あきらめずに詰めて持っていったら、食べられるようになりました。
コング=飼い主さんがいなくなる
という構図を作らないために、飼い主さんがいるときから使っていただくようにお伝えしたところ、Iさんが楽しそうにコングの中のフードを食べている動画が届きました。
一度うまくいかなかったからとすぐあきらめずにトライすると、結果が変わってくるかもしれませんね。
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