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2022年3月17日 (木)

子犬を迎える準備

今日はこれから子犬をお迎えになる飼い主さんに、お迎え準備のカウンセリングに伺ってきました。

クライアントさんは犬飼い経験者ですが、子犬時代は遠い昔のことなので、リマインドを兼ねて、必要なもの、必要なことなどなど、お話しさせていただきました。

必要なもののひとつにはハウスやクレート、サークル、トイレスペースなどがあります。
子犬の居場所をどこにセッティングするかということも重要です。

クライアントさんは先住犬の使っていたケージを再利用する予定ということでしたので、トイレスペースとの位置も含めてアレンジさせていただきました。

成犬であれば、ハウスからトイレまで距離があっても問題有りませんが、子犬はそうはいきません。
しかもトイレの回数も成犬と比べれば格段と多いので、お部屋の広さによってはトイレスペースが一つでは足りないこともあります。

そもそも、ハウスやサークルは、子犬に安心して休める場所を提供する目的と、子犬の行動を制限する目的があります。
子犬の行動制限とは、寝起きに子犬をすぐハウスやサークルから出してフリーにしてしまうと、トイレに行くことを後回しにしてしまい、気づいたときにはトイレの場所以外で排泄をしてしまうことがあるからです。
また、子犬の行動は予測不能なため、危険を伴う悪戯を回避するために、目が届かないときはハウスやサークルを使って子犬の行動を制限する必要も出てきます。

しかし、全ての子犬にサークルが必要なわけでもないというのも事実です。
こちらが提供するおもちゃで楽しく遊んでくれる場合や、部屋の中に危険物が無い場合は日常的に制限する必要が無い場合もあるからです。

例えば、我が家の見習い1号は、生後2ヵ月で我が家に来た時から、際立った悪戯をしていません。

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ドッグベッドは2~3個破壊しましたが、家の中の物への悪戯はほとんどなかったので、我が家に来てから、ほぼフリーで暮らしています。

眠くなったら、勝手にアシスタントのハウスに入って寝、トイレに行きたくなると、ハウスから出てきて、置いてあるトイレシーツでトイレを済ませてまたハウスに入る見習い1号。

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ところが、見習い2号はとにかく悪戯好き。
ソファの下に入ってはしまってある段ボールを破壊。

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トイレの失敗はほぼありませんが、体調の悪いアシスタントを執拗にかまうので、隔離する時間を作るときは、サークルは併用しています。

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もうすぐ生後5か月。
アシスタントが我が家にやってきた月齢に近づいています。

焦らず、ゆっくり伝えていきましょう。

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