ドッグトレーニング:冷静でいることを教える
ドッグスポーツはカテゴリーによっては犬をかなり興奮させるものがあります。
走る競技においては、特に興奮があおられる場合があります。
前の出番の犬のパフォーマンスに興奮したり、観戦中に興奮したりすることがありますが、出来れば自分の番が来るまでは冷静に待っていて欲しいもの。
その方が本番のパフォーマンスに本領を発揮しやすくなるはずです。
オビディエンスなどは、競技自体が冷静に進められていくので、リンク際で待機していても大興奮している犬はほとんどいませんが、それでも待機中はマットやコットなどを用意している方が多いものです。
そこで、周りがざわざわするような場所であっても、オフでいられる場所を提供してあげることは、犬が落ち着いて出番を待てるのでおすすめしたいところ。
今日のレッスンでは、ママがディスクの練習をしたり、他犬が走っているのを見ると、どうしても落ち着いていられないS君。
日常生活のトレーニングの後、ちょっと待機練習も行いました。
初めから大興奮する場所で練習すればエラーが出てしまうので、まずは落ち着ける場所を使いながら、じっとしていられることを強化していきます。
一朝一夕にはできませんが、少しずつ成功体験を増やし、ハードルをあげていくことで、成功に近づけるはず。
焦らず、ゆっくりですね。
さて、今日買い物に出かけたときのこと。
店の前で飼い主さんの買い物が終わるのを待っている犬を見かけました。
日差しが当たり、少し暑かったせいか、店に入るときは椅子に座っていたのに、私が帰るころには立ち上がって吠えていました。
お子さんを乗せる自転車同様、犬を乗せる場合も、きちんと見ていてあげることが不可欠です。
重たい荷物を持った人が自転車にあたって倒れないとも限りませんし、犬が自分で椅子から飛び降りる可能性もあります。
特にこの犬は首輪が自転車にくくられていたので、飛び降りた場合首つり状態になる可能性もあります。
また小型犬は簡単に連れ去られてしまう可能性もあります。
我が家も散歩の途中で買い物に行くことがありますが、店の前のガードレールにリードを短めに係留し、必ず犬が見えるレジに並ぶようにしています。
買い物も、買い忘れた商品一つを買うぐらいで、店の前が混雑しているときや、レジが並んでいるときはあきらめるようにしています。
かわいい愛犬に何かが起きる前に、いろいろ予測してみましょう。
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