環境が変わると犬の行動も変わりやすい
犬の行動が環境刺激に大きく左右されることは何度も書いています。
つまり、ハンドラーの動きや周囲の環境刺激によって、普段出来ることが出来なかったりすると言うことです。
どちらかというと、ネガティブな意味合いで使われることが多いのですが、実際には、敢えて環境を整えることで、成功体験を増やすことが出来ることから、環境設定が重要なポイントになってきます。
しかし、逆に環境が変わることで、思わぬぼたもちが出ることもあります。
先週末からイベントの主催で山中湖に行っていました。
当然お泊りなのですが、部屋が破壊されないよう、折りたたみ式のクレートを調達し、トイレトレーを持参。
イベント中は静かに待機してもらうために、コングを3個用意し、時間差で渡すなど、とにかくいつもより手間のかかるお出かけとなりました。
そんな遠征中、見習い2号は階段を何度も上り下りしているうちに、今まで上がることしかできなかった我が家のちょっと高めの階段を下りられるようになりました。
もちろん、下まで転がってはいけないので、ハーネスにリードを装着し、「ゆっくりね」と声掛けをしながら降ります。
これで肋骨骨折も完治の方向に向かうことでしょう。
そしてもうひとつ驚いたことがありました。
見習い2号が我が家に来て11週間、今まで一度も遊んでやらなかった見習い1号が、なんと見習い2号を遊びに誘ったのです
ベッド一台を犬用にカバーをかけて解放していたことがきっかけになったようです。
帰宅して一日経ちましたが、家ではまだ遊んでいません。
犬たちの行動は予測不能なこともあっておもしろいですね。
さて、今日は公園で見習い2号の練習をしました。
ディストラクションが沢山ある中で、少しずつ抵抗力をつけていきます。
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