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2022年3月10日 (木)

犬のトイレのはなし

以前にも書きましたが、たまたまシニア犬のトイレのことが話題にあがっていたので。

日本の住宅事情、特に都会においては、なかなか庭が取れない家庭も多く、犬の排泄場所は主に室内に設置されているところが多いように思いますが、庭のある家庭では、外トイレが一般的ではないでしょうか。

子犬の頃は家の中のトイレシーツでトイレトレーニングをしますが、散歩に出るようになれば当然外でも排泄できるようになるので、庭のある家庭では、トイレの度に庭に出してやれば、犬は自然に外でトイレをするようになります。
我が家の先代のボーダー・コリー親子もそうでした。

ところが、半年ほど賃貸住宅に住まなくてはいけなくなり、トイレタイムにはバスルームにトイレシーツを敷いて促すようにしたところ、母犬は当日、子供たちも1週間以内にトイレの場所を理解し、リビングに居ても、トイレに行きたくなると、ドアをひっかいてトイレを教えてくれるようになりました。

その後引越しした先も、排泄出来るほどの庭を完備出来なかったので、犬たちは、室内でも散歩中でも、両方トイレが出来るように続けました。

個人的にトイレは外派ですが、飼い主だけでなく、犬の体調が悪かったり歳をとったときは、平屋でなければ、当然階段を下ろしたり、あるいは抱いて降りたりする必要が出てきますので、室内でもトイレが出来るようになっていると、お互いのストレスは軽減できると思います。

寝たきりになってしまったときは、オムツやマナーベルトなどの介護用品も役に立つことがあります。
寝たままトイレをしてしまうと、体が濡れて冷えてしまうこともあります。
支えられているとなかなかトイレが出来ない犬もいます。

室内トイレ、外トイレ、賛否両論あるようですが、犬がストレスを感じないように、体調が悪くなったり、老いてうまく歩けなくなってからではなく、早めにどちらでもできるようにトイレのキューをきちんと教えておいてあげるといいでしょう。

さて、我が家の見習い2号。
外で排尿は出来るようになりましたが、まだ大きい方は出来ないそうです。
無理せず、ゆっくり促していきましょう。

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