パピートレーニング:呼び戻しの練習
子犬の頃から、名前を呼ばれるといいことがあると刷り込むと、呼び戻しの練習は意外と早く進みますが、どんなシチュエーションであっても、ちゃんと戻ってくるように教えることは、他のトレーニング同様時間がかかります。
そもそも、家の中にいると、あまり名前を呼ぶシチュエーションが無いと言う話を聞きます。
名前を呼ばなくても傍にいることが多いからと言うもの。
確かに、ごはんや散歩などでは、犬は呼ばれる前から飼い主の前で待っていたりするので、敢えて名前を呼ぶ必要がなかったりします。
そういう場合は、散歩中でもいいので、犬が何かに執着していないときに名前を呼んで、振り返ったらオヤツをあげたり、言葉で褒めたりしながら、名前と「楽しいこと」を関連付けていきます。
前に書きましたが、名前を呼んで、「爪切り」や洋服を着せるなど、犬が嫌だと思うことをやろうとすると、犬は名前を呼んでも来てくれなくなるので、呼び戻しがある程度完璧になるまでは、名前と嫌なことをリンク付けしないことが大事です。
さて、見習い2号、名前はわかっていますが、外に出ると、いつもいろいろなことが気になって、あまり人の話を聞きません。
生後4か月だから仕方ないと言われればそれまでですが、そのままにしておいても、勝手に戻ってくる犬になるとは限りません。
当然、他の人や犬がいるような中では、まったくこちらの声は届かないようですので、そういうときは敢えて呼びませんが、他にディストラクションが無い場所では、必ず戻って来ることと「いいこと」を関連付けるようにしてます。
特に動いている物に対しての好奇心が人一倍強いので、そういう場所では、見習い2号の傍で、じっとしているといいことがあると教えています。
おもちゃよりも食べるものの方が好きなので、近距離であれば食べものの誘惑に勝てませんが、距離が離れてしまえば、他の刺激に負けてしまいます。
個人的にはおもちゃで一緒に遊んで欲しいので、走っている犬の誘惑に勝てるように、こちらがもっと魅力的にならなければいけません。
走っている犬が視界に入っても、呼ばれて走って来られるようになるまでは、まだまだ道のりは長そうです。
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