行動変容の兆しが見えたら、少しずつよい経験値を増やしていきましょう。
犬の平常心を乱す原因は様々です。
楽しいことや嫌なことなど、犬の興奮をあおります。
興奮すると犬はどうなるか、動きに落ち着きがなくなり、吠えるなどのプラスアルファの行動が出てきます。
吠え始めるとどうなるか。
なかなかハンドラーの声は耳に届かなくなります。
若い犬は経験値が少なかったり、なにがしかのトラウマを持っていたりすると、平常心を失いやすいものです。
子犬の頃は、「まだ子供だから」という言い訳が使えますが、そのまま放っておいても、同じようなシチュエーションと遭遇したときの興奮が自然におさまるわけではありません。
兆しをみつけたら、早めの対処は必要です。
興奮のスイッチが入ってしまうと、なかなかハンドラーの声が届かないので、興奮のスイッチが入る前の早めの対応が不可欠です。
少しずつ行動変容できるように環境設定して、平常心でいられるようにサポートしていきたいですね。
さて、今日のレッスンでは、S君が苦手だった交差点の横断。
公園でのレッスンは数回目ですが、平常心を保てるように、さまざまなアプローチをしながら、ハンドラーとの関係性をさらに深めていったところ、前回までは近づくことさえできなかった交差点が渡れました。
まずは第一歩を踏み出せたところ。
次回も同じように行くとはかぎりませんが、とりあえず、いい経験値がひとつ増えました。
これからの成長が楽しみですね。
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