犬が行動を理解するということは、「般化」ができるということ。
犬に行動を教えるのはそんなに難しいことではありません。
正の強化で繰り返して伝えていけば行動自体は教えられます。
しかし、その行動がいつでも、どんな場面でも出来るかと言えばそれは別の話。
例えばハンドラーとの位置関係が変わってもその行動が取れれば、行動自体の意味を犬が理解したと考えることができます。
いわゆる「般化」です。
「オスワリ」ひとつとっても、ハンドラーの目の前で、ハンドラーと向かい合っていないと出来ないとすれば、犬はまだ「オスワリ」を完全に理解していないと言えます。
ハンドラーが背を向けていても、ハンドラーと10メートル離れていたとしても、「オスワリ」と言われて腰が下ろせれば、犬は「オスワリ」の意味を理解したと考えてもいいでしょう。
さて、この「般化」、今日は我が家の見習い2が練習しました。
見習いのサークルにはハードクレートが設置してあり、一応「ハウス」という声掛けで入ってもらうように練習しています。
しかし、ハウスはこれだけではありません。
車の中にもクレートが積んであるので、これに入れるときも「ハウス」の声掛けはしています。
そして、今日はメッシュクレートでも同じように「ハウス」の強化練習を始めました。
素材や場所が変わっても、「ハウス」というものを理解してもらうためには、さらなる練習が必要ですし、さらに、中で落ち着いて滞在できるようになるには、少しずつハードルをあげた練習が欠かせません。
今後レッスン時に同伴する際、大騒ぎをしないで待っていられるようになるまではまだまだ時間がかかりそうですが、繰り返して続けていくことが早道。
ハードクレートは自分から中に入って寝られるようになっているので、このままハウス嫌いにならないように強化を続けていきます。
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