犬との生活:犬の警戒心は環境によって異なることもある。
犬には多かれ少なかれ警戒心があります。
日常生活上、警戒しなければいけない場所にいれば当然外部の刺激に対してリアクティブに反応してしまいます。
そもそも、庭の犬小屋に係留されていた(あるいは現在も)犬たちは、不審な者に吠え、家を守ってきました。
現在、特に都会にあってはほとんど室内飼いに移行していますが、それでも、外を通る人の声、車の音、近隣の音に対して警戒心を表す犬たちは少なくありません。
窓から外を通るモノが見える場所にいる犬たちは、窓際で外に向かって唸ったり吠えたりすることもあります。
(このようなときは、窓に目隠し用シートなどを貼って、一時的に外が見えないようにすることで解決することもあります。)
ところが、飼い主が留守にしていると、意外と反応しない犬たちもいます。
つまり、飼い主ありきで警戒アラートを出す犬も少なくないということです。
今日のレッスンは、家の近所や散歩中、人や犬に対して吠えるというY君のお散歩レッスン。
ご主人がリードを持って歩いていると、視界に入った見知らぬ人に対して激吠えしながら突進しようとしました。
そこで、私がリードをお預かりして、突進しようとするY君のリードを止めながら、「それ違うよ。」と言ったところ、Y君振り返って、リードを持っている人間が代ったことを知り、静かになりました。
その後も私がリードを持って歩いていると、チラッと人や犬に目を向けますが、そのあとは無視して歩いています。
警戒心は、飼い主との関係性において出ることもあります。
飼い主さんが、警戒しなくていいことを繰り返し伝えていくことも大事ですね。
さて、今日の見習い2号、先住犬の練習中係留していたらハーネスを外してしまいました。
犬の動きを妨げないハーネスは、後ろに下がる犬にとっては外れてしまうこともありますので注意が必要ですね。
一度覚えると、自由を求めて下がる確率があがるので、ベストの下にハーネスを着けることにしました。
果たしてどうでしょうか。
今日は昨日のワンブロックから5ブロックに伸びました。
他犬との遭遇や見知らぬおばさまに声をかけられたりと、彼女なりにいろいろな経験をした散歩時間。
ちょっとした段差も石橋を叩くタイプ。
家の中では我が物顔なのに。
明日はどんな顔を見せてくれるのか楽しみですね。
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