苦手の克服には時間がかかります。
子犬の社会化は、子犬がこれから生きていく人間社会の中で、出来るだけストレスを軽減できるように、様々なものに馴らしてあげることが目的です。
子犬の頃から、いろいろな状況を想定して、ハンドラーはサポートしていくのですが、子犬にも個体差があり、繊細な子、鈍感力のある子など様々です。
とても気にする子もいれば、全然気にしない子もいます。
犬種(刷り込まれたDNA)による違いもあります。
動くものが気になる子や、地面の匂いが気になる子などなどいろいろです。
社会化してきたつもりでも、思春期や反抗期になると状況が変わることもあるので、引き続き社会化を続けていく必要があります。
今日のプライベートレッスンは、バイクなどの音が気になるS君。
レッスンを始めて飼主さんへの意識は大分高くなってきたS君。
刺激との距離を取ながら、少しずつ冷静でいる練習も出来ています。
行動を変えるのは一朝一夕にはできません。
少しずつ、時間をかけてサポートしていきましょう。
さて、見習い2号、馴れてきた場所だと、落ち着いて歩けるようになってきました。
見習い2号は家の中では大怪獣ですが、外に出ると急におよび腰になります。
落ち着いて歩けるようになったからとおもちゃを見せてみましたが、遊ぶのは一瞬だけ。
見習い1号の方が、もっとノリが良かったような気が・・・。
まぁ、ゆっくり行きましょう。
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