ドッグダンス:犬に目標地点を伝える。
ドッグダンスには大きく分けると二つのカテゴリーがあります。
ひとつは「ヒールワークトゥミュージック(以下HTM)」と「フリースタイル(以下FS)」です。
HTMは名前の通り、ヒールポジションをメインにハンドラーと犬が音楽に合わせて動いて行きますが、FSでは、犬に危険の無い動きであればなんでもあり(競技会の主催によって若干規定は変わります)です。つまり、ヒールポジションは必要ありません。
しかし、犬になにかのトリックやムーヴをやってもらったとき、次のトリックが始まる場所に戻ってきてもらわないと、流れが止まってしまいます。
例えば左ヒールポジションにいる犬に、左スピン(回転)をしてもらったあと、左ヒールポジションからウィーヴ(股くぐり歩き)をやろうとしたら、左スピンのあと、元のヒールポジションに戻ってきてもらわないとウィーヴに入ることはできません。
犬がきちんと左スピンをやっても、ハンドラーの真後ろに戻ってきてしまえば、当然ハンドラーは犬のいる位置に合わせて動かなければならなくなるわけです。
ドッグダンスは犬が主役なので、出来るだけ犬の動きをジャッジに見せるのが基本。
もちろん、ハンドラーも犬の動きの邪魔(目立ちすぎない)にならない程度に動きます。
今日は等々力のDogLifeDesignさんでのドッグダンスグループレッスンが二コマありました。
最近ドッグダンスを始めたLくんのママが、Youtubeなどでドッグダンスを観たとき、犬を待たせて人が動きすぎているのはあまり好きではないと感想を話してくださいました。
主役は犬なので、犬に動いてもらうことが基本。
流れを止めることなく、ハンドラーとの一体感が出せるように犬を導いていくことが大事ですね。
今日はフロントポジションの強化と立止の持続について練習していただきました。
じっとしていることを教えるのはなかなか難しいものです。
フロントポジションはFCI規定ではHTMの基本ヒールポジションに含まれていませんが、単独バックに送り出したり、向かい合って作業するときには必須のポジションなのできちんと理解してもらうとレパートリーが増えますね。
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