子犬生活:小さい異変に気付く
子犬は日々成長しているので、確実に大人になっていくものですが、「成犬=扱いやすい犬」ではありません。
「大人(成犬)になれば、きっと楽になる」
ある意味間違ってはいませんが、犬の成長をよく観察しながら、人間との共同生活において好ましいと思われる行動をきちんと伝えていかないと、大人になったからと言って、話が通じる犬に育っているとは限りません。
トイレのこと、散歩の仕方、家の中での過ごし方など、小さいころからきちんと教えてあげて初めて子犬は大人になったとき、話が通じる良きパートナーになってくれます。
そのためには、小さいころにかける手の量をケチってはいけないということです。
それに加え、ちょっとした子犬の変化に気づいて、早めに修正してあげることも大事。
良い子に育つようにと頑張るのはみなさん同じなのですが、この「ちょっとした変化」をそのままにしておくと、後で「こんなはずじゃなかった。」となることもあります。
今日のプライベートレッスンVさん。
今までやらなかったのに、先日走っている車を見て大興奮したそうです。
最近お散歩のコースが車通りの無い所だったらしく、ちょっと刺激的だったのでしょう。
動いている物を追いかけたくなるボーダー・コリーという犬種ではよくある話です。
そこで、どの程度の状況なのか見せていただいたところ、確かに車が通るたびに若干気にしているようですが、大興奮とまではいっていません。
もともと基礎のオビディエンス練習をやっているので、脚側停座をしてもらうと、落ち着いていることも出来ます。
落ち着いていられることを強化して褒めていきます。
トリーツが食べられるレベルであることもポイント。
飼い主さんが早めに気づいてくださったおかげで、今後の散歩コースには車と遭遇する場所も入れていただくことにしました。
一方見習い2はカート散歩中に遭遇した他の犬などに対して、大興奮しないで落ち着いて見ていられたら、それだけでトリーツがもらえます。
自分の足で歩き始めたときに、少しでも役立ってくれるといいのですが。
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