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2021年12月21日 (火)

ハズバンダリーケア@Vet.4回目

動物病院が苦手な見習いのハズバンダリーケアも今日で4回目となりました。

朝の散歩の帰りにアシスタントと一緒に立ち寄ります。
入り口を入ると自分からどんどん中に入っていき、待合室で待機。
待機中も特に不穏な動きはありませんでした。

診察室に入るときも自分から入って行き、さりげなく女医さんに挨拶。
いつも通り勝手に診察台に上がってしまうので、準備が出来るまで「マテ」。
「アップ」「フセ」で体重測定。

その後私の腿にチンレスト。
先生には見習いの視界に入るところにいていただきました。

いつものように目で検温。

その後トリーツを食べたり、診察室の中でリラックスしている様子だったので、今回はワクチンを打つ方向で進めていくことにしました。

前回は首筋の消毒だけで終わりましたが、今回は消毒はすんなり完了。
しかし、実際に注射器が近づいてくると、チンレストから離脱します。
それでも今までの動物病院で見られた「スイッチが入る状況」にはなりません。

そこで何回かチンレストを行った後、私は「ステイ」のキューを出して、彼が動かない間クリッカーを鳴らしてトリーツを渡すことにしたところ、ワクチンを無事接種することが出来ました。

202112211

本来ならば、「ステイ」をかけずに彼の意思を尊重したかったのですが、時間をかけすぎて緊張感が高まってもいけないと感じ、敢えて「ステイ」とキューを出しました。
FCIオビ競技に出ている犬なので、「ステイ」と言われたら何をすべきなのかはわかっています。

彼はトリーツを食べながらじっとしていることが出来ました。
緊張が高まれば当然トリーツは口に出来なかったり、口にしてもすぐスイッチが入ってしまうのですが、今回は今まで練習してきたことで、気に入らないことではあるけれども、我慢の閾値を少し上げることが出来たのではないかと考えます。

この5年半、私が力づくで保定したり、あるいはマズルガードを付けていないと触診さえ受けられなかったことを考えると、見習いがじっとしていられたことは本当に快挙でした。
今までの見習いであれば、「ステイ」など耳には入りませんでした。

注射後先生と話をしていると、また自分から先生に甘えに行く見習い。

202112213

今までは怖いことは起こらなくても、滞在時間が長くなるといっぱいになって私に抱きつこうとしていた見習いが、今回は注射の後もリラックスして診察室にいることができました。

202112212

今後も特に用がなくても、動物病院にお邪魔しながら、少しずつハズバンダリーケアを続けていく予定です。
もちろん、毎回診療費は払ってますよ。

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