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2021年12月10日 (金)

日常の何気ないことでも、ちゃんと教えてあげるとお互いストレスが減ります。

今日はちょっと細かいおはなし。
「ウチはそんなこと気にしない。」という方はスルーしてください。

私が初めて自分の管理する犬と暮らし始めたのが25年ほど前。
当時の愛犬はソリ犬ハスキーでした。
そして彼との散歩は自転車で30分~60分ほどゆっくり走ること。
スピードはジョギングの人が抜いていく程度で、彼には自転車に並走してもらっていましたが、ポールや電柱などの障害物と遭遇したとき、当然私の傍について走ってもらわないと、電柱やポールを挟んで別れ別れになってしまう可能性があります。
歩いていれば、こちらが犬の側に回ればいいことですが、自転車の場合当然急には止まれないので、どちらかが痛い思いをする可能性もあります。

そこで、必ず障害物があってもスプリットすることなく、ハンドラーと同じ側に来るように彼には最初から教えました。

次に一緒に暮らしたボーダー・コリーたち3頭とも自転車で散歩に出ていたので、同様に必ず同じ側に来るように小さいころから教えてきました。

最近では自転車で走るのは公園内ぐらいで、頻度も少なくなりましたが、歩いて散歩に行くときでもポールやガードレールなど背の低い障害物であっても、必ず私と同じ側を歩くように犬たちには伝えています。

プライベートレッスンでお散歩の様子など拝見させていただくと、意外と気になさらない方が多く、低いポールであれば、上手にリードをさばいてポールに絡まないようにされたり、電柱のように高いものであれば、ハンドラーが犬に合わせて犬の方による方が多いようです。

別に大したことでは無いのですが、我が家は多頭飼いが長いので、みんなが行きたい方に勝手に行くと収拾がつかなくなったり、車道に出てしまったりという危険性もあるので、同じ側を歩くことを徹底しています。

そんなことを今日のプライベートレッスンでお話ししたところ、ちょうどいい具合にあった散歩道のポールを練習に歩いてくださいました。

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202112102

最初は自分の行きたい側に行こうとしていたLさんですが、ママに一緒に歩くように促されると、ちゃんとママと同じ側を歩くようになりました。

一度きちんと教えると、犬たちは何も言わなくてもちゃんと障害物を避けて一緒に歩いてくれるようになります。
大したことでは無いのですが、お互い痛い思いをしなくていいように、こんなことも教えてあげると、犬たちはちゃんと覚えてくれますよ。

お散歩の途中で出会ったワンコさんとママが挨拶に行っている間、ちょっと犬の苦手なLさんは距離を取って静かに待っていられました。

202112103

無用な喧騒はお互いストレスになるので、安心できる距離を保つことは大事ですね。
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