好ましい行動を見過ごしていませんか?
昨日のブログで、多頭飼いのトレーニング中、待っている犬もきちんと褒めることが大事だと書きました。
待っている間大騒ぎをされると、ついついネガティブなことを言ってしまったり、あるいはちゃんと待っているのに、「あたりまえ」と思って無視してしまったりというのは意外と多いものです。
好ましくない行動が出てからあわてて矯正するのではなく、好ましい行動を早めに強化していくことで、好ましくない行動は出づらくなります。
例えば挨拶。
そもそも、犬同士誰彼構わず挨拶をさせようとする風習は個人的には好きではありませんが、ご近所だったり、いつもの公園仲間であれば当然、対犬、対人間との挨拶は日常的なものです。
しかし、興奮しすぎて人に跳びついてしまったり、あるいは、犬に対して吠えてしまうと言うのはあまり好ましい行動とは言えません。
好ましくない行動が出てから人はネガティブなことを言いがちですが、もし一瞬であっても、犬が平常心でいられれば、そこを褒めてあげる方が犬にはわかりやすいのではないでしょうか。
我が家の見習い、若い女性が好きです。
先日も生徒さんのご家族が見えたとき、「歌舞伎町にいそうな感じでしょ。」と言われるくらいの大歓迎。
それでも、跳びつかないで我慢出来ている間は「Vinちゃん、お利口さんねぇ。」と声掛けします。
跳びついてからネガティブなことを言うより、本犬としても、褒めてもらえているのはわかっているので、頑張って跳びつきたい気持ちを抑えていたりします。
様々な経験は出来るだけポジティブなことと関連付けることが大事なので、好ましい行動を見逃さないで強化していきましょう。
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